金融庁 10銀行程度の立ち入りを発表

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9月1日に金融庁による、メガバンク・地方銀行を含めた10銀行の立ち入りを発表しました。調査対象となっているのは、過剰融資が問題視されている銀行カードローンです。銀行系カードローンは、貸金業法の「利用者の年収3/1以上貸し付けてはならない」という規制の対象外で顧客の年収を問わずに融資を行うことができます。そのため、過剰な貸付けによって多重債務者の増加を助長しているのではないかという批判が広がっています。

日銀のマイナス金利政策(中央銀行が政策金利をゼロ%よりも低い水準にする政策)などの影響から、各銀行は利益を得やすいカードローンに力を入れ、この5年間で融資残高がおよそ1.7倍に増加しました。

金融庁は、銀行に対しても規制を掛けるかは、利用者に適切な審査や返済能力に応じた融資設定をなされていないといった事例が多数見つかった場合は法改正も視野を入れるとのことです。

利用者にとって、カードローンは急な出費に対応できたり、消費者金融で借り入れするよりも高額な融資を受けることができるので利用される方が増えています。しかし、最近では高額融資を受けた後に、返済が困難となってしまい、返済のために他の企業から借り入れをして多重債務者の増加になってしまう悪循環を生みつつあります。

法改正をするかどうかは慎重に判断するとのことですが、改正をされた後は個人融資の際の審査が厳しくなるでしょうし、高額な借り入れは出来なくなる可能性があるのではないのでしょうか。今後の動向を見て利用の仕方を判断していきましょう。

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